きっかけは娘のライブイベントでした。
“母親がいるなら、親子で出演したらもっと盛り上がる！
とライブハウス店長に言われたんだけど、どうする？”
と聞いてきた娘笑

ライブハウス大好きな母は、一応”仕方ない”みたいな顔をしながら、
“出てもいいよ”
と言いました笑

まぁ娘のイベント自体が若い人たちばかりだったので、浮いてしまわないか若干の不安はありましたが。

蓋を開けると出演した皆さん、観客、ライブハウス店長まで、とても喜んでくださって、千翠珠煌×OUTBREAK のイベントまで提案いただいて、本当にありがたいことでした。

歳を重ねて自分ひとりで何とかしようみたいなことはあまり思わなくなりましたが、それでも自分の思いだけで人に迷惑はかけられない、という気持ちもあり。

今回のゲスト出演は、他の舞台と近かったこともあり、８月の千舞祭(舞踊会)が終わってからも毎日休まず踊り続けていました。
気持ちを高め続け、動きを磨き続けてきた末のことで、精神的にとても大変だったのですが、これを皆さんに認めてもらえて、
あゝ、このくらいちゃんとやらなければ人に認めてもらうことは叶わないのだ、と改めて実感したものです。

今できる精一杯の表現ができたからこそ、次のステップを提供いただけたのだ、と思うと、これからもこの大変な作業を続けていかなければとも思い、少し辛い気持ちにもなるのですが笑、それによって次の世代の人たちに道を提供できる、と思うとやりがいもあるというものです。

“ひとりではできなくても、誰かと協力すればできることもある”

実はここ数年活動ができそうな場所を探していました。
でも、単に日本舞踊という何だかよくわからないことをする者に対して、
“ホールレンタルはします”(あとは好きにどうぞ)
みたいに言われるのがオチでした。
それは先方にとっては当たり前なんですが、続けていきたい希望がある私にとっては、道を閉ざされた気分になるわけです。

舞台表現をやっていきたい者たちと観客との接点を作り、発展していきたいのに、その前提が
“出演するならお金払ってね”
では続けていけません。

今回の千翠珠煌×OUTBREAK!
TAMAKI SONIC vol.1は、四谷OUTBREAK!店長の立花さんが、最初の話し合いから共催を提案いただけたことで実現しました。

わからないことは率直にお伺いして、快くご対応いただき、対バンするアーティストのオファーも積極的に動いてくださいました。

直前に私が入院していたこともあり、話し合いは11月下旬が最初。
内容から出演者交渉、情報公開、フライヤー作成発表まで僅か９日で駆け抜けたのです。
まぁ１月下旬の方がオファーしやすいと言われたのに1/8にと私が無理を言ったせいでもあるのですが。
立花さん、本当に本当に感謝します！

このイベントを是非成長させて、店長さん始めスタッフ、演者、観客の皆さんに恩返しできるように頑張っていきたいと思います。

千翠珠煌×OUTBREAK!
TAMAKI SONIC vol.1 詳細⏬

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