2021年も間もなく終わろうとしています。
昨年に引き続きコロナ禍の状況という、大変な年になりました。
ただ昨年は前日まで舞台開催の保証はできません、とホール側に言われていたのが、今年は緊急事態宣言発出でも開催許可が降りたため、何とか毎年開催を続けられることになり、本当に良かったです。
ライブやイベントなど外部出演も少しはありましたが、今年の出来事としては先ず「千舞祭vol.3」です。
今年は、初めて和楽器奏者の方たちに参加いただきました。
↑和楽器メタルプロジェクト(左2人)とAni-Oto-Japanのみなさん
ゲストというよりは、千舞祭が出会いの場になって、この先一緒に何か出来たら、という願いを受け止めて応えてくださった方たちです。
もうおひと方は、老舗流派の方で紫羽俚有さん。
普段は古典を踊られる方ですが、お話して意気投合して、何と私と組んで踊ってくださることに。
同年代の方と踊るのはウン十年振りなので、本当に嬉しかったです。
珠煌さんの思い通りに、より良く表現できるように頑張ります、とおっしゃってくださり、ありがたい限りでした。
千翠流舞ショーの表現の幅が広がっておかげさまで大好評でした。
千舞祭では、観客の皆様に活動の支援もお願いしました。
和楽器奏者の方達とのセッションを考えていまして、千舞祭をご覧になって、支援したいと思っていただけましたら少しでもよろしくお願い致します、とお声がけしまして、沢山の支援をいただきました。
この支援金を使わせていただき、実現した企画が、和楽器コラボ動画撮影です。
10月にこれもパフォーマー支援企画をされている、メルシアーク神楽坂さんの舞台をお借りして、和楽器メタルプロジェクトさんとAni-Oto-Japan さんの演奏に振付して踊りました。(撮影:長谷川栄介さん)
内容としては、和楽器メタルプロジェクトさんの和楽器カバー曲「バクチダンサー」「春よ、来い」「春の海」です。
「バクチダンサー」はアニメ「銀魂」劇場版オープニング曲、「春よ、来い」はユーミンの曲、「春の海」はメタルアレンジ。
和楽器メタルプロジェクトさんは、既にYouTubeチャンネルにこの3曲をアップされていまして好評を博していますが、千翠流舞とコラボしたいとおっしゃってくださり、ありがたく受けさせていただきました。
どの曲も、個性的で千翠流舞ならではの振りになったと思います。
Ani-Oto-Japan さんとは、アニソン「限界突破サバイバー」のカバーに空手の振りを入れて振りをつけ、ちょっとヒーローもののような元気で派手な(⁉)印象になりました。
和楽器コラボともう一つ、是非やりたかったのが子供のための日舞ステージです。
日本文化というと、もう決して身近ではない、ということなのか、どうしても”勉強するもの”と取られがちです。
そうすると、子供の頃から是非親しんでほしい、と企画しても、大人の方が”つまらなくて(あるいは難しくて)子供達が飽きちゃうでしょ?”としり込みしてしまうのです。
でも、そうではない、本格的に深く”お勉強”する前に、もっと楽しく触れてほしい、そういう踊りもあるんだ、と知っていただきたかったのです。
子供を持つ親御さんたちにも是非、知ってほしい、観てほしいと思います。
YouTube千翠流舞チャンネルでご覧になれますので、是非。
ご報告として、
総経費:約250,000円 (内 支援金:48,000円)
概算ですが、こんなところです。
応援してくださった多くの方に、深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
この動画撮影で、利益は発生していませんが、観客を入れて公演するにしても半数(25人)しかお呼びできないことを考え、動画をYouTubeで公開した方が、沢山の方に見ていただけると判断しました。
おかげさまで、想像以上に沢山の方にご視聴いただいています。
そしてこれをきっかけに、様々なアプローチをしていくことで、お仕事に繋げていきたいと思っています。
今回初めて和楽器奏者たちとコラボしましたが、お互いにこんなに相乗効果があるとは思っていませんでした。
「カッコ良くなるのでは、と思ってはいたけど、こんなにカッコいいとは!」とその仕上がりに驚いたくらいです。
これは、私達の注文に良く応えてくださった撮影の長谷川栄介さんの努力(苦労?)の賜物でもあり、本当に感謝しています。
今年はその他JapaneseLoungeNight (和楽器ライブ)を主宰される獅子道貢山さんや、出演者の皆さん、ほうがくのわ主宰の櫻樹さん(和楽器奏者をご紹介いただきました)、「俺の日本舞踊」サイト主宰の梅澤暁さん、他大勢の方との出会いがあり、助けていただきました。
日本舞踊ショーもイベント出演などで実現したいですし、子供ステージ、超日舞基礎講座、ワークショップ、日本舞踊教室、振付、出張授業などやりたいことは目白押しです。
若いメンバー(お弟子さん)たちの未来のためにも、まだまだ頑張っていきます。
これからも千翠流舞のご支援をよろしくお願い申し上げます!
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